「また今日も怒ってしまった」「もう限界かもしれない」——そう感じている親御さんに、まず伝えさせてください。
あなたがおかしいのではありません。ずっとイヤイヤ期の子どもと一緒にいたらイライラするのは普通の反応です!
この記事では、育児のイライラ期を乗り越えるための対処法として、「一人時間をどう作るか」という、具体的なテーマをお伝えしたいと思います。
【この記事でわかること】
- なぜ育児中は誰でも精神的に追い詰められるのか
- 忙しい毎日の中で一人時間を作る具体的な方法
- 「一人時間は贅沢」という思い込みを手放す考え方
ずっと泣き続ける子どもと一緒にいると、誰でも限界を迎える
イヤイヤ期の子どもは、イヤイヤ!と泣いている時は、親が何をしても泣き続け、こちらの言葉はほとんど届かない時間が続きますよね。前の記事でもお伝えしたように、2歳前後の子どもは脳の発達上、感情をコントロールする力がまだほぼありません。つまり、泣き叫ぶのは仕方がないことなのです。
でも——頭でわかっていても、毎日ずっとそれが続けば、親だって消耗します。当然です。泣き声・癇癪・ぐずりが何時間も続く環境に置かれ続ければ、どんな大人でも精神的にやられます。それは親として失格なのではなく、人間として正常な反応です。
この生活、続けていたら誰でも精神的に破綻する
少し想像してみてください。こんな毎日を送っていませんか?
- 朝、起床してすぐ子どもの支度と自分の準備でバタバタ
- 保育園へ送り届けて、そのまま休みなく仕事スタート
- 仕事を終えたら急いでお迎えへ
- 帰宅後はご飯・お風呂・寝かしつけ・家事…と子育てが続く
- 子どもが寝たら自分も力尽きて就寝
この生活の中に、「一人でいられる時間」がどこにあるでしょうか?
仕事中も頭の片隅には子どものこと、お迎えの時間のことがある。休憩中もスマホで保育園からの連絡を確認する。完全に「自分だけの時間」と言えるものが、一日の中に存在していません。
これが毎日続けば、誰でも限界を迎えます。特にワンオペで育児をしている方は、さらに過酷な状況です。逃げ場がなく、助けを求める相手もいない中で、一人で全部を抱えているからです。
まず「24時間」を書き出してみよう
イライラ期の対処法として、まず試してほしいことがあります。それは、今日一日の24時間をざっくり書き出してみることです。
起床から就寝まで、何をしているかをざっくりメモするだけでOKです。書き出したら、こう問いかけてみてください。
「この中に、仕事にも育児にも追われていない、自分だけの時間はあるか?」
多くの方が、「ない」、もしくは「充分にはない」と気づくのではないでしょうか。あったとしても、スマホをなんとなく眺めているだけの「受け身の休憩」だけで、能動的に自分を回復させる時間ではないかもしれません。
この「気づき」がとても大切です。今の現状を理解することが、最初の一歩です。
「一人時間」を意識的に作る:具体的な方法
では、忙しい毎日の中でどうやって一人時間を作るか。いくつかの具体策をご紹介します。
①仕事を少し早く切り上げる日を作る
週に1〜2日だけ、お迎えギリギリの時間ではなく、1〜2時間早く仕事を終える日を意識的に作ってみましょう。その時間で、カフェでゆっくりコーヒーを飲む、好きなお店をぶらりと歩く——それだけでも、気持ちのリセットになります。
②週4勤務や時短勤務を検討する
「そんな無理」と思うかもしれませんが、週5フルタイムで働きながらワンオペ育児を完璧にこなせる人間は、ほぼ存在しないと私は思っています。週4勤務や時短への変更は「サボり」ではなく、長く働き続けるための現実的な選択です。職場に相談できる環境があれば、一度検討してみてはいかがでしょうか。
③パートナーに子守をお願いして、一人で外に出る
パートナーがいる場合、例えば「週に1回、2時間だけ一人で出かける時間をもらう」ことをお願いしてみるのもオススメです。最初は申し訳なく感じるかもしれませんが、これは自分のためだけでなく、家族全体のために必要なことだと思ってみましょう(というか、それが事実です!)。消耗しきった状態でずっと子どもと一緒にいて育児をするより、数時間ないし1日は離れるけれども、少し回復した状態で関わる方が、子どもの心身もより健全に育っていくと私は確信しています。
④おすすめは「スポーツの習い事」
一人時間の使い方として、私が個人的に非常におすすめしたいのがスポーツの習い事です。ヨガ・水泳・ボルダリング・テニスなど、好きなもの、興味があるもの、スポーツなら何でもよいと思います。
スポーツには、ストレス発散、気分転換、達成感という三拍子が揃っていますよね。さらに、多くのスクールは1回90分程度で完結するものが多く、週1回確保できるだけで十分に効果を感じられます。「90分なら、工夫次第でなんとか作れる」という方も多いのではないでしょうか。
私自身もスポーツの習い事を始めたところ、健康のための良い運動になるだけではなく、気分がとてもリフレッシュされ、開放的になれたことが一番驚いたことでした。
皆さんの多くが経験したであろう、小学校の休み時間や放課後に思いっきり校庭で走った時の、あの息切れ、爽快感、無条件の体を動かしているという楽しさ。これらは、現代人の大人が普通に生活していては中々味わえないことです。だけど、人間のそもそもの仕組みとしては、体を動かすことは精神的健康のためにはとても重要です!
ぜひ、この機会に一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?私はスポーツを始めたことで人生の充実度が大きく上がりました!
「一人時間を持つこと」は贅沢じゃない。必要なことです。
「自分だけ楽しむなんて…」「子どもを置いて出かけるのは悪いことかも」——そう感じる方もいるかもしれません。でも、少し考えてみてください。
例えば、飛行機の中での緊急アナウンス。「酸素マスクは、お子さんより先にまず自分に装着してください」と言われます。自分が倒れてしまったら、子どもを守ることができないからです。
育児も同じです。親が枯渇した状態では、子どもに優しくすることも、笑顔でいることも、難しくなります。一人時間を作ることは、自分を回復させることで、子どもへの関わりを豊かにするための投資だと私は思っています。
「一人時間は贅沢」ではありません。「一人時間は、親として機能し続けるために必要なもの」です。そう捉え直してみてください。
まとめ
- イヤイヤ期の子どもとずっと一緒にいると、誰でも精神的に消耗する。それは当たり前のこと
- まず24時間を書き出し、「一人時間が構造的にない」ことに気づくことが大切
- 早上がりの日を作る・週4勤務を検討する・パートナーに子守をお願いするなど、現実的な方法で一人時間を確保する
- スポーツの習い事など、能動的にリフレッシュできる時間が特におすすめ
- 一人時間を持つことは「贅沢」ではなく、育児を続けるために「必要」なこと
自分を大切にすることは、子どもを大切にすることと同じです。今日から、あなたのための時間を少しずつ作っていきましょう。














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